お祭り(Festival)
お祭り紹介
北海道札幌市 さっぽろ雪祭り
さっぽろ雪まつり(Sapporo Snow Festival)とは毎年2月はじめに北海道札幌市内の3つの会場(大通公園、すすきの、札幌コミュニティドーム)で開催されている雪の祭典である。
雪で作った大小の像を中心にしたものだが、すすきの会場を中心に氷像も展示される。北海道内のみならず日本全国、あるいは海外からもおよそ200万人もの観光客が訪れる、北海道で最も大規模なイベントの一つである。
青森県青森市 火の祭り ねぶた
青森県では、8月初旬頃に行われ、大勢の市民が「ヤーレ、ヤーレ、ヤーレヤ」、「ラッセ、ラッセ」、「ラッセラー」等の掛け声とともに、武者等を模った人型や武者絵の描かれた扇型の山車燈籠を引いて街を練り歩く。昔は最終日の旧暦7月7日の朝に川や海へ行き、山車燈籠や身体を洗ったり、山車燈籠を流したりしていた。
青森市の青森ねぶた、弘前市の弘前ねぷた、五所川原市の五所川原立佞武多などが有名である。黒石市の黒石ねぷたは、合同運行時には青森県内最大級である70台以上のねぷたが集結することもある。
長野県諏訪市 御柱祭
御柱(おんばしら、みはしら)または御柱祭(─さい)は、諏訪大社最大の行事である。正式には「式年造営御柱大祭」といい、寅と申の年に行なわれる式年祭である。また、長野県指定無形民俗文化財である。起源は、平安時代以前とされる。諏訪大社は、五穀豊穣、狩猟・風・水・農耕の神として古くから信仰されており、それらを祈願するものであったと推測される。江戸時代以降は、宝殿の造営と御柱の曳き建てが行われている。
富山県八尾町 おわら風の盆
おわら風の盆(おわらかぜのぼん)は、富山県富山市八尾町で毎年9月1日から3日にかけて行なわれている祭りである。越中おわら節の哀切感に満ちた旋律にのって、坂が多い町の道筋で、無言の踊り手たちが洗練された踊りを披露する。艶やかで優雅な女踊り、勇壮な男踊り、哀調のある音色を奏でる胡弓の調べなどが来訪者を魅了する。おわら風の盆が行なわれる3日間、合計25万人前後の見物客が八尾を訪れ、町はたいへんな賑わいをみせる。
埼玉県秩父市 秩父夜祭
秩父夜祭(ちちぶよまつり)とは、12月1日から6日に開催される埼玉県秩父市の秩父神社の例祭のこと。2日と3日に提灯で飾り付けられた笠鉾・屋台が市内を練り歩き、例大祭の3日の午後7時頃に、秩父神社から1kmほど離れた御旅所に向けて6台の笠鉾・屋台が出発し、クライマックスを迎える。京都の祇園祭、飛彈の高山祭と並んで日本三大美祭の一つに数えられる。
東京都 三社祭
三社祭(さんじゃまつり)は、毎年5月に行われる東京都台東区浅草の浅草神社の例大祭である。かつては観音祭・船祭・示現会に分かれていたが、1872年から5月17・18日に行われるようになった。現在は5月第3週の金・土・日曜日に行われる。正式名称は「浅草神社例大祭」。